「首に年齢・手に生活・顔に人生」

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かれこれ20年ほどの前の、何気ない会話の中のワンフレーズ。

世間話のなかで、子供の園長さんが話した言葉です。

当時、その園長さんは50代半ば過ぎぐらいだったと思うのですが、美人でスタイルが良いうえ、気さくでと~っても素敵な女性。
まさに、女性が憧れる女性といった感じ♪

 

 

子供をお迎えに行った際など、時々お話する機会があり、あるとき園長先生の美貌の秘訣を冗談交じりでお聞きしたところ、
「気を付けるのは手と首、そして何より一番大事なのは生き方!」とキッパリ。

今回は、その園長先生との会話の一部をご紹介します。

 

 

「首」に年齢

ケアをするうえで、つい盲点になりがちなのが「首」。

顔の造作やメイクに気を遣う人は多いけれど、首のケアは怠りやすいもの。

そのため、顔のメンテナンスばかりに力を入れている人は、首と顔とのギャップがどんどん大きくなるため、年齢を重ねている人ほど、顔は若いのに首はお年寄り、なんていう残念な人も・・
(´;ω;`)ウッ…

 

 

「手」に生活

日常生活の動作のなかで、手を使う頻度は大変多く、圧倒的に生活感がでやすいのが「手」とのこと。
たしかに紫外線にさらされやすく、普段の家事など何気ない日々の積み重ねのなかで、無意識に酷使されていますよね。

 

ちなみに、生活感を手に結び付けた「石川啄木」の俳句も有名ですよね。

はたらけど
はたらけど猶わが生活楽にならざり
ぢっと手を見る
※「一握の砂」より

 

「顔」に人生

何よりも美しさの一番の秘訣は、「生き方」とのこと。

内面から滲み出る美しさは、外見だけを必死で磨いた美しさには到底叶わないそうです。
本来の美しさは、内面から無意識に滲み出てくる美しさであるため、若い頃にはなかなかわかりづらい反面、年を重ねていくほど人によって歴然とした差がでてくるそうです。

考え方、行動など人生の積み重ねが蓄積され、最終的にその人の表情や雰囲気となり、自然に「人柄」として滲み出る美しさとのことでした。
真に美しい人は80歳だろうと100歳だろうと、ミスユニバースよりも光り輝いているそうです(笑)

・・・その時ふと、あるご年配の方を思い出しました。

笑顔や言葉がとても優しく、居るだけで周囲を自然に明るく幸せにできる雰囲気を持っていて、凛とした美しさも感じられる方でした。
人づてに、大変ご苦労をされた経験がある方だとお聞きしたことがありますが、まさに人生が美しさとなり内面から滲み出ているような方でした。

 

 

顔や人柄は、まさに生きてきた証。
内面を磨けるように、少しずつでも目指していきたいものです。

「千里の道も一歩から」♪

 

 

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