婚活中の皆さんは、どんな婚活をしていますか?
今回は、まず、私が結婚支援をメインの仕事していた時のおもな仕事をご紹介します。
経験した婚活業務
お見合いのセッティング
20~60代の独身男女の相談および、時には親御さんの相談(苦笑)
婚活イベントの企画・運営・司会
婚活パーティーおよび交流イベント(お料理・ゴルフ・BBQ・お祭りなどなど)。規模的には10名~200名程度ほどのイベント。
自治体および民間の結婚カウンセラー(相談員)の育成・相談
結婚支援をしている、もしくはこれから実施する自治体へのサポート。
民間の結婚相談現場で働いているカウンセラー(相談員・アドバイザー・コンシェルジュなど名称は様々)向けの指導・育成・相談など。
※一般の人からすると、カウンセラーさんたちの相談というのは意外だと思いますが、実は相談を受ける側も悩みを抱えがちで大変なんです(苦笑)💦
講演会・セミナー・イベント講師
企業や行政でも結婚支援(主に少子化対策を見込んでいるもの)に関心が高まっているため、セミナーや講演会、イベントの企画・講師なども頼まれるため、それに伴ってテレビやラジオ、新聞に出ざるを得ない機会もありますが、露出はなるべく避けています・・・。
ポータルサイトでの専任カウンセラー
某ポータルサイトの婚活および結婚生活(恋愛・婚活・夫婦生活・子育て・人間関係)の相談担当。対面での相談は一切なく、電話かメール限定だったため、全国各地から様々な相談がありました。ライトなものからディープなものまで!?(苦笑)
結婚支援現場で仕事する人たちのなかでも、幅広い分野の業務が経験できたことは、様々な業界の方と関われたり、たくさんの人生模様に遭遇することができことも、今にして思えば自分の糧になっているような気がしています。
婚活ネタは山盛り状態!?
婚活は人によって、温度差も方法も様々です。
積極的にネットや結婚相談所、イベントなど活用している人もいれば、あくまでも自分のペースで気楽にやっている人も。もちろん、興味がなかったり必要のない人もいて当然。
「必要な人が必要に応じてやればよい」ことですが、どうせするなら自分が納得する結果にぜひ結びつけたいですよね。
昔と違い、ネットを活用すれば大量の情報が瞬時で収集できるうえ、遠隔地の出会いも可能となりましたが、情報量や利便性は必ずしも結果に結びつくとは限りません。
むしろ山のように溢れる情報に踊らされてしまうと、逆効果になる場合もあるので要注意です。
また、自然の出会いを目指しつつ、婚活コラムやマニュアルなど参考にしている方も多いと思います。
ただ、山ほどある記事の内容は、一般論的な視線でのアドバイスや内容が多いので、ピンポイントであなたにピッタリ当てはまるとは限りません。
たとえば血液型別、
血液型といっても、性格も年齢も環境も異なるのであくまでも目安として考え、その中で自分にとって最適で有益な情報やアドバイスを選別することが大切なポイントとなります。
「そんなのわかっていますよ~」と言いつつも、記事を読んでいるうちについつい引き込まれ、路線がズレてしまっていることに自分で気づけず、負のスパイラルに陥っていくパターンもよくみかけるので気をつけてくださいね(苦笑)
どの土俵で勝負するか?
婚活市場は悪質な業者も多いので十分な注意も必要ですが、自分に見合う方法を上手に使いこなせば有効になり得ます。
婚活パーティー、イベント、お見合いなど、内容やサービスによって金額も様々。無料のものから高額なものまで、本当にピンキリです。
たとえば婚活パーティー、
パーティーは短時間での勝負(?)をするため、人によって向き不向きの差が大変大きいです。明らかにパーティー向きではない人が、頑張ろうと思ってがむしゃらにパーティーに参加してみても、成果に結びつかないのは当然。(ただし、可能性は完全に0ではありませんが・・・)
また、パーティーと一口にいっても、内容・参加年齢・条件・雰囲気などいろいろ違うので、更なる絞りこみも必要になります。
「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」ではありませんが、見当違いの頑張りを繰り返しても結果が出るわけもなく、むしろ敗北感だけがどんどん募って必要以上に自信を喪失してしまうケースはまさに悲劇・・・。
「己を知る」
自分にとって最適な情報や方法を選ぶためには、そもそも自分を理解していることが前提となります。自分をわかっていればこそ、適切な取捨選択につながりやすいもの。
たとえば、マッチングサイトのように相当数の異性の中から「選ぶ」という場合、
タイプの相手を好きに選べる権利はありますが、あくまでも「選んでもらえる」必要もでてくるので、そこのバランスがとてつもなく難しいところ💦
その場合、自分を理解するポイントは、可能な限り第三者に近い目線で「自分」という人間を分析しながら「知る」ことです。
そして私の経験上、これができる人の傾向は「素直さ」だと感じます。
この「素直さ」は、仕事をするうえでも有効な要素と言われますが、婚活を含む人間関係でも、強力な武器になり得ます。
婚活で頑張っている人たちは、とかく「相手を選ぶ」ことに注力しがちですが、素直な人ほど、「相手に選ばれる自分」に意識を向けることができます。
それができると、やみくもに理想を追って必要以上の手間暇をかけることなく、自分にとっての最適な相手をみつけやすくなるからです。
そしてさらに、出会えた後も良好な関係が続いていくケースが多いように感じます。
ここでいう「最適な相手」とは、
世間一般や第三者から見た「最適」ではなく、あくまでも「自分にとっての最適な相手」です。
婚活の目的は出会いではなく、パートナーと良好な関係を継続しながら築いていくことですので、理想と現実をしっかり見極めたうえで、将来のイメージを描けるかどうかも大切なポイントとなります。
最後に・・・
「もしあなたが異性だったら、あなたを選びたいと思いますか?」
と問いかけられた時、
「はい」と素直に答えられる人。(心の中で大丈夫です・笑
その答えを第三者も同様に感じてくれていたら、出会いはもうすぐかもしれませんね(笑)