「婚活」という言葉が一般的に使われるようになってから、10年以上経ちました。
この言葉は、結婚することを目標にする意識的な活動のことですが、2008年に中央大学の山田昌弘教授(家族社会学)が「『婚活』時代」(白河桃子さんとの共著)を出版したことがきっかけになって一気に広がり出しました。
当時、結婚支援の現場にいた関係で、婚活ブームの第一人者でもある白河桃子さん(ジャーナリスト)とお話しする機会がありましたが、「婚活」という言葉の出現は、お見合いの古臭さをポジティブなイメージに変えたり、その後の女性の社会進出や意識さえも変えるきっかけにもなりました。
婚活は大ブームが過ぎ去ったあとも、時代の流れとともに様変わりし続け、AIの導入も始まり出しました。
コロナの影響や時代の流れでいろいろな状況が大きく変わっている中で、これまで常識とされていたことや幸せの価値観もどんどん変わってきています。
必ずしも結婚が幸せつながる保障はないからこそ、パートナーとの出会いを望む方は、先を見据えた幸せを模索していきたいですね。