日焼け止めの塗り忘れ・・・
これから夏本番!
今回は、日焼け止めをきちんと塗っている(つもり!?)の人に、ワンポイントアドバイス。
日焼け止めの「塗り忘れ」についてお話します。
瞼(まぶた)がピンチ!?
リバプール大学の眼科学・視覚科学学部の調査チームが、18〜50代後半の男女約80人を対象に日焼け止めの「塗り忘れ」について調査しました。
対象者に、いつも通り日焼け止めを塗ってもらったあと、特殊なカメラで塗り忘れた箇所があるかどうかを調べたそうです。
その結果、多くの人が顔全体の1~2割程度に塗り残しがあり、その多くは「瞼(まぶた)」であることが判明しました(・・;)
きちんと日焼け止めを塗っているつもりでも、目の周りや鼻の近くは頬や額に比べて平面的でないため、塗りづらさもあって塗り忘れがちに・・・💧
もし、思い当たるようなら気をつけてくださいね(;’∀’)
基底細胞がん
瞼(まぶた)は顔の中でも皮が薄くデリケートな部分であり、それに伴い最も皮膚がんにもなりやすい場所ともいわれています。
瞼(まぶた)が太陽の光を過剰に浴びると、「基底細胞がん」につながる恐れがあります。
「基底細胞がん」は、表皮の最下層である基底層や毛包などを構成する細胞から発生し、瞼(まぶた)の縁、眼の内側の隅、上頬に発生するタイプの皮膚がんです。
日焼け止めを塗るとき、何気な~く塗っている人は、瞼(まぶた)や鼻のあたりは特に念入りに!
サングラスの併用
紫外線は顔や体、髪の毛だけでなく角膜にもダメージを与えます。
目から紫外線が入っても、日焼けのもとになるメラニンを生成してしまうので、目の周辺の日焼け対策としてもサングラスはかなり有効です。
ファッションとしてでなく、塗り忘れのカバーも含めて、目を守る意味でサングラスも併用すると安心ですね。
おまけ
頭皮、耳、首の後ろ、唇もなども、ついつい日焼け対策を怠りがちな場所です。
状況に応じて「重ね塗り」や「塗り直し」もして、日焼け対策は万全に!